1ヶ月のニューヨーク内科実習体験記|Soho Health NYでの実習内容とマッチング事情
ヨーロッパ医学部3年生がSoho Health NY(アメリカ)で行った1ヶ月の内科実習体験記。実習内容、アプライ方法、現地で聞いたUSMLEマッチングのポイント、生活費までを現地の声とともに紹介します。
2026年7月8日

アメリカでの実習経験について
ヨーロッパ医学部3年生のプログラムにある内科実習を、Soho Health NYで行いました。今回はアメリカ実習の様子と、現地で聞いたマッチングのポイントをメインに紹介します。
アメリカ(NY)を選んだ理由 
将来、アメリカでスポーツ医学を学びたいと考えており、アメリカの医療システムを見てみたい、また現地での繋がりを見つけたいと考えて実習先を探し始めました。
NYを選んだ理由は、元々親戚の1人が住んでいた事と、ダイバーシティな都市でより多くの外国籍ドクターに出会えると思ったからです。実際に日本人のドクターも驚くほど多くいらっしゃいました。アメリカの実習に行かれる際は、ぜひ都心部を選ぶことをお勧めします。
アメリカ実習のアプライについて 📚
アメリカの実習は基本的にエージェンシーを通して来る人がメインになります。もし無料で行かれたい方は、Professorレベルの方とのコネクションが必要になります。自分は"AMO Opportunities"と呼ばれるエージェンシーを通しました。料金は1ヶ月で1,999ドル(約30万円)でした。
場所や病院の規模によって値段は変わりますが、決められている方は早めに予約を取られる事をお勧めします。
★アプライに必要な物★
- 大学からの推薦書
- CV
- 英語力証明書(TOEFL or IELTS)
- Immunization form
- ESTAやVISA
実習のスケジュール 📔
- 9:00:集合(海外の学生は遅れるのも当たり前)
- 13:00:昼休み
- 17:00:解散(日によっては18:00までも)
- 解散後は医学生同士で交流したりも
実習内で出来る事 🩺
僕たち医学生ができる事は、以下の4つがメインになります。
- History taking
- Physical examination
- Summarize to doctor
- make medical records(カルテ作成)
③を終えた後にドクターと一緒に患者さんの所に行って、ドクターの処置を見れるという形になります。アメリカの医者は忙しいので、医者の時間を短縮する形で使われるようなイメージでもあります。自分が過去に聞いた話では患者のケースをドクターとディスカッションしたりもできるみたいですが、自分の場所ではドクターがとりあえず忙しく、特にそのような時間はありませんでした。
実習内で感じた事
ネイティブの英語力。ハンガリーで第二言語同士で話しているものとはレベルが違いました。
また、周りの学生は5〜6年生や卒業生が多くいたので、積極的に聞く機会を作り、彼らから学ぶ事も多くありました。
ヒストリーテイキングの面では、慣れない薬の名前や症状の話も出てくるので、焦らずに進めるためにも、自分の型を作っておく事をお勧めします。総合的に自分の勉強量の少なさを痛感しました(英語も医学知識も)。アメリカを目指す海外の学生は死ぬ気で取り組んでいます。
20人の現地医師との出会い
現地で多くの医師と出会う事ができました。特に日本人のドクターは積極的にアプローチすれば、時間を作ってくださるドクターが多いです。SNSや知り合いの繋がりを活かしてどんどんアプローチされる事をお勧め致します。

出会ったドクターからのアドバイス 📗
アメリカで評価される人間の特徴
人間性 × キャパ(ガッツ)× リーダーシップ
マッチングに必要な項目
- USMLEスコア(できればStep 2で250以上)
- 出身大学(アメリカ以外はほぼ同じ扱い)
- 推薦状(質×量)
- 研究(1st Author)
※これを全てひっくり返すのが"コネ"
"コネ"を作るためには、実習に行ってアピールするしかありません。実習に行くには、大学のプログラムを使う、個人的なコネを使う、またはエージェンシーを使う、という3つの方法があります。

アメリカでの生活
とにかく物価が高いです。ラーメン屋に行った時は、ラーメンと角煮まんのセットで6,000円しました。チップも最低20%からと年々上がっているようです。
また、住む場所も高いので自分はAirbnbで寮に住みました。決して綺麗な建物ではなく、音も漏れるような場所でしたが、25万円程しました。泊めてもらえる場所があれば大きく変わると思います!
NYの街は都心部の中にも自然が溢れる場所で、休みの日は市内観光を楽しめます。

